陰毛除去・ガムテープ編

 後ろじゃないですよ前ですよ。しかも昔の話ですよ。いい大人が股間にガムテープなんか貼るわけないじゃないですか。

 あれは中学生の頃でした。陰毛が生えている日常が当たり前になりつつあった私。けれどより少年だった時代への名残惜しさは残っていました。だからガムテープを使ってリセットすることにしたんです。”剃る”のはオトナがすることなのであえて選びませんでした。

 粘着力強めのテープを一枚べたっと貼ります。さすがに一気にやるのは怖かったので、徐々に剥がすことにしました。テープを折り返しながら、下に引っ張るように剥がしていきます。ブチリブチリと抜けて行く陰毛。やっとの思いで剥がし終わっても、一度に全ては抜けきれません。ハゲ散らかした状態になった一帯に追撃を加えます。

 そうして前方の毛を全て除去しました。私は久しぶりに戻ってきたツルツルチン◯を眺めながら、「もう二度とやらない」と心に決めたのです。

 

 現在は鼻毛切りバサミで短くしてます。もちろん使ったら洗いますよ。陰毛を切るときはいつも、昔テレビでSM◯Pがヘアカット対決をしていたのを思い出します。タテに鋏を入れるのが効果的とか言ってました。私の陰毛にそんな遠慮はいらないので、適当にブチブチブチと切ってます。 

ケツ毛処理、試みるも

 お尻の毛ですが、邪魔だなと思いながら放置してました。ようやく最近になって考えるようになったのです、ウケするゲイって処理してるんじゃないかと。

 これまで機会のない私にその発想はありませんでした。これからもそういう事はないと思うんですけど、気にはなっていたので処理することにしました。

 使ったのはヒゲ剃り用のT字カミソリです。とりあえず周辺をザーッて剃って、肛門付近の毛は気合いで引き抜けばいいと思っていたのです。

 ところが実際やろうとすると上手くいきません。片手がカミソリでふさがってお尻を拡げられない。床に置いた鏡が陰になってよく見えない。ウンコ座りでは駄目かと姿見の前で天橋立のポーズをとるも、後ろの深みにうまく刃を入れられない。苦戦しているうちに気分が悪くなり、再びウンコ座りに戻った私は思いました。綺麗に剃れなくてもいい、さっさと終わらせたいと。結局、鏡に頼らずに雑に刃を当てて終了しました。

 風呂場でお尻を洗っていると、短く揃った毛先が指に当たって気持ち悪いです。今回はイマイチ。しかしこれまでのように毛をもみ洗い(?)する必要がなくなったのは良いことです。今度やるときは除毛クリームを試したいですね。

アイドルへの憧れ?

 昔の女性アイドル歌手の動画を見ていると、こりゃ若い美人でしか成立しないなと思うのです。

 私はその姿に憧れのような気持ちを抱いてしまいます。普段別に女性になりたいとも思わないしオネエでもないのですが(多分)。

 彼女たちの歌を口ずさむ私。自分で録音したものを聴いた時は唖然としました。寄せちゃ駄目なんですって!

 

 男性アイドルに対してはそういう気持ちにならないんですよ。何でなのでしょうね。  

 ただモデル系イケメン芸能人には憧れます。憧れというか羨望?私もあんな容姿に生まれて、腰は低く目線は高く生きてみたかったです。・・・・・・。

 

 現代のアイドルはよくわかりません。バラエティで騒いでるのはなんか違うと思うし、歌手は歳が下に離れるにつれ受け入れられなくなって行くのです。

 

 以上です。

子を残さぬ私

 子孫を残せないことについて、全く何も感じないと言えば嘘になりますが、子供を欲しいとは思わないし想像することもできません。

 親は口にこそ出しませんが、欲しがってる気はするんですよね、孫。

 ただ私の場合、性指向に関わらず既に諦められてる感があったので、ちょっと気が楽かもしれません。それもどうなんだって話なんですけどね。申し訳ないという気持ちは持っています。

 私が異性愛者であったとしても、子供を持つことはなかったでしょう。子供を作らない人間は駄目という意見がありますが、同性愛者に対してもそうですけど、相手が欲しいのに得られない異性愛者により失礼だと思うのです。

 少子化対策、大事ですよね。持てる皆さんにお願いします。持たざるゲイの私は、これからもぼちぼちと独身生活を送っていきます。

夕暮れに揺らぐ

日が落ちるのが早くなりました。

薄暗い路地を歩いていると、小洒落た家から夕食の煮物の匂いが漂ってきます。

こういうの、子供の頃は”いいものだ”と思ってました。今は違います。

あの頃は一日が暮れても未来の可能性がありました。

妥協しながら生きていくことに決めた今の私。

時々、挑戦するなら今が最後のチャンスという思いが、頭をもたげます。

幻だと言い聞かせながらも、通り過ぎて行くことに感じる恐さ。

中途半端な時期は嫌ですね。  

 

秋を感じる曲  

youtu.be

「僕の蒸発する若さ」ってところが刺さります。

私の偏見

 10代の頃にはもう自分をゲイだと認識していた私は、この世の色々な差別を無くしたいとか言ってましたね。無邪気でしたね。

 自分たちは〇〇だから差別されていると言う人々が、気に入らない相手を差別的な言葉で中傷しながら排除しようとする様子を間近で見て、私は「大人」に期待しすぎていたことを知りました。

 言葉の中には、私が属する括りに対するものも含まれていたのです。近くで聞きながら私は一体何を考えていたでしょうか。

 今では私はすっかり〇〇に対し中々の偏見を抱くようになってしまいました。負の連鎖でしょうか。せめて外では表に出さないよう気をつけたいです。

動画世代め

 なんとか先輩だとか黒塗りの車だとか、嫌なんですよ。ホモホモ言って喜んでる中学生かよ。某サイトのアカウント持ってないので、あんなことになっていたなんて知りませんでした。ネタ自体は前から知っていて、目に入るとイラッとしてました。嫌なのでこれからもあえて触れに行きません。蓋!

 ところが、あれを見て育った世代が社会人やってるんですよね。リアルで聞いた時はただただ「あ〜あ」と思いました。青春時代の思い出みたいですよ?もっとマシなもん無かったのか。

 個人で楽しむのは結構ですが、場所をわきまえて欲しいですね。これは某エロ漫画界隈にも言えることですが。

 ああ、私がゲイなのは”趣味”ではないです。