私・僕・俺

 普段の一人称は「私」ではありません。「僕」か、不自然にならない感じで「自分」を使います。何でブログでこうなるのかと言うと、自分の気持ちを文章にしてると、ちょっとセンチメンタルな気分になるからでしょうか。チン毛のこととか書いてますが。

 よそ行きだからとかではなく、昔書いてた片思いポエムも丁寧語で「私」でした。あの時のノート、ガムテープを巻き付けて処分したのでもう存在しませんが、当時の私の悲惨なセンチメンタルが詰まってました。

 「俺」という一人称は私には似合わないそうです。自分でも分かっているので今まで一度も使ったことありません。「俺」って言っても違和感のない男になりたかったんですけどね。

 現在の私の性自認は「男」ですが、長いことあやふやでした。なので特に思春期の頃は一人称の使用に困りました。いつから「男」の自認が強まったのでしょう。男ということで理不尽な気持ちにさせられた際に、「何で自分が・・・」から「お前何様?」と思うようになった頃でしょうか。

 性別は「男」と言えても、私自身は「男らしく」はないと思います。だから「野郎」という表現は自分事とは思えません。もし私が「俺、〇〇野郎ッス」なんて口走るようになったら、病院への搬送が必要な時でしょうね。